女性用風俗は、定期的な性病検査の実施が常識となっている業界です。とは言っても、性病検査はどのようなことをするのか、いくらぐらいかかるのか?など疑問点も多いことでしょう。そこで今回は、性病の種類と性病検査の方法、料金相場、性病の対策方法について解説いたします。自分の身を守るためにも、きちんとチェックしてみましょう。
女性用風俗は、定期的な性病検査の実施が常識となっている業界です。とは言っても、性病検査はどのようなことをするのか、いくらぐらいかかるのか?など疑問点も多いことでしょう。そこで今回は、性病の種類と性病検査の方法、料金相場、性病の対策方法について解説いたします。自分の身を守るためにも、きちんとチェックしてみましょう。
1.
性病検査は女風業界でも常識?
2.
女風で働く前に知っておきたい!代表的な性病の種類!
2-1.
性器クラミジア
2-2.
性器淋菌感染症
2-3.
梅毒
2-4.
性器ヘルペス
2-5.
トリコモナス
2-6.
HIV感染症
3.
性病検査ってどうやるの?
3-1.
性病検査の方法
3-2.
性病検査の料金相場
4.
性病検査の費用は自腹?お店持ち?
5.
自身でも性病対策を徹底しよう!
5-1.
お客様の性器をチェック
5-2.
スマタをする際はコンドームを着用する
5-3.
施術前の歯磨き・うがいを徹底
5-4.
プレイ後に排尿をする
6.
まとめ
女性用風俗で働く上で気がかりなのは病気ではないでしょうか?女風業界未経験の方の中には、「性病の感染が不安…」と感じる方もいることでしょう。しかし、女風業界では定期的な性病検査の実施が常識となっています。性病検査では、性病だけではなくHIVの検査も同時に行います。セラピストの性病検査は、自分自身のため、そして次にお客様に感染させないために非常に重要なものです。
女性用風俗は業務上、粘膜の接触が避けられないものです。そのため気づかぬ内に性病に感染していた…というケースも少なくありません。自覚症状があれば病院に受診するなどの対処をとることができますが、性病の中には症状が出ないものもあります。そこでこちらでは代表的な性病の種類と症状について紹介していきます。
クラミジアは日本でも感染者数が最も多い性病で、日本の若年層の感染率は世界でもトップクラスです。感染率が高い上に症状が出にくいため、知らず知らずのうちに感染してしまい、気づかぬうちに感染させてしまう恐ろしい病気です。男性がクラミジアに感染した場合、排尿痛、尿道不快感や分泌物が出るなどの症状が出てきます。感染してから症状が出るまでの期間は、1~4週間程度です。放置すると症状が悪化し男性不妊症の原因になることもあります。
性器淋菌感染症は、「淋病」と言われる性病です。淋病は1回の性行為で30%の感染リスクがあるため、性行為の経験がある方であれば誰もが感染する可能性があります。男性が淋病に感染した場合、男性器に激しい痛みが起きたり、排尿痛、膿が出るなどの症状が起きます。人によっては歩けないほどの痛みを伴うケースもあります。淋病に感染してから症状が出るまでの期間は2日~7日です。
梅毒と言えばひと昔前の病気と思われがちですが、2011年頃から若い女性を中心に感染者が急増しています。梅毒は1期、2期で症状の現れ方が異なります。1期(感染から3週~3ヵ月)では脚の付け根などのリンパ節が腫れ、2~3週間で症状が消えます。2期(3ヵ月~3年)では菌が全身に広がるため、皮膚や粘膜にさまざまな症状が現れたり、倦怠感や発熱が起きることもあります。3ヵ月~3年にわたり再発を繰り返し、3期、4期と移行し重症化する恐れがあります。
性器ヘルペスは皮膚や粘膜にできた目に見えない小さな傷から感染します。性的な活動が盛んな20代以降での発症が多く、発症すると排尿困難や歩行困難などの強い痛みを伴います。
トリコモナスは性行為やタオルのシェア、トイレなどから感染する病気です。感染してから10日~6ヵ月で排尿痛、頻尿などの症状が現れます。放置すると尿道炎や前立腺炎を引き起こす可能性があります。
HIVは性的接触や血液、母子感染などで発症する病気です。性的接触の場合は血液や精液、膣分泌液による粘膜の接触で感染します。HIVは感染後2~6週間でインフルエンザに似た症状が現れますが、いずれも数週間で症状がなくなります。その後5~10年の無症状期に入り、エイズを発症します。エイズになるとさまざまな症状が現れ、治療を行わなければ数年で死に至ります。
これから女性用風俗で仕事をする方の中には、性病検査をしたことがない方もいることでしょう。こちらでは、性病検査の方法と料金相場について解説していきます。
性病検査を受ける際は、事前に病院へ予約をすることがおすすめです。当日は問診票に必要事項を記入し、問診を基に性病検査が行われます。性病検査は、感染症の種類によって検査方法が異なるので、それぞれどのような検査が行われるのか下記で紹介いたします。
【クラミジア・淋病・トリコモナス】
クラミジアや淋病、トリコモナスの検査を男性が行う場合は尿によって検査を行います。喉への感染がある場合は、うがい液を採取することで検査をします。
【梅毒・肝炎・HIV】
梅毒・肝炎・HIVは採血による検査を行います。血液検査で使用する注射針は細く、採血する量もごくわずかです。
病院によって性病検査をセットで受けられる場合があります。セットの場合はまとめて検査を受けられるため、安心です。また、自宅でできる性病検査キットを病院から購入すれば病院に行かずに手軽に検査を行えます。
性病検査を受ける場合、保険適用になる「保険診療」と適用にならない「自由診療」の2種類があります。特に症状がなく性病検査を受けたいという場合には自由診療となるため、全額負担となります。症状なし+性病検査セットで検査を受けた場合は15,000円前後が料金相場となります。症状があった上で性病検査を受ける場合には保険診療となるため、自己負担額が3割となります。自宅でできる性病の検査キットを使用する場合は、クラミジア、淋病、HIVの検査で10,000円ほどかかります。医療機関に行く負担が大きい場合は、検査キットを使用してみるのも良いでしょう。もしくは、毎月検査キットで検査をし、3ヵ月に1回のペースで病院の検査を受けるようにすると良いかもしれませんね。
女性用風俗で勤務するセラピストは性病に感染するリスクが高いので、定期的な性病検査は欠かせません。しかし、「性病検査を受ける際の費用はどのようになっているの?」と感じる方もいることでしょう。大手の女性用風俗店は経営者がきちんとしているため、性病の検査を義務付けているお店も多くあります。そのようなお店は性病検査を半額・全額負担してくれることもあります。一方でいい加減なお店の場合は、口頭では「性病検査を受けてね」と注意することはあっても性病検査について触れないこともあります。セラピストの管理が適当なお店は、在籍しているセラピストの意識も低く、ピンポン感染も多いことが考えられます。自分の身を自分で守るためにも、お店に応募する前に求人ページで「定期性病検査あり」「衛生対策あり」など性病検査を推奨しているお店を選ぶのがおすすめです。入店するにあたって性病検査義務の有無や、検査のスケジュール、費用の負担については必ずチェックしておきましょう。
性病に感染してしまうと彼女(奥様)、お客様に感染させてしまう恐れがあり、そこからトラブルになることも考えられます。自分だけではなく、身の回りの方を傷つけないためにも定期的な性病検査を行うのはもちろんのこと、できる限り自分でも対策を行うようにしましょう。
女性の性病は見た目には現れないことがほとんどです。そのため見極めるのは非常に難しいのですが、プレイ中に膣内分泌液の色や臭いからチェックすることができます。膣内分泌液が黄色く膿っぽい場合や臭いがキツイ場合は、粘膜同士の接触を避けるのが無難です。
女性用風俗では、女性の股に男性器を挟んで刺激を与える「スマタ」というサービスを提供しているお店もあります。スマタは粘膜同士の接触となるため、性病感染のリスクが高いサービスです。スマタをする際は、コンドームを着用した上で行いましょう。
近年は新型コロナの影響でプレイ前の手洗い・うがいを徹底しているお店がほとんどですが、プレイ前に歯磨きとうがいをきちんと行ってもらうことで感染リスクを下げることができます。また、プレイ後の歯磨きとうがいも忘れずに行いましょう。
プレイ中の粘膜接触の有無に関わらず、プレイ後は尿道に付着した菌を流し出すために排尿をしておきましょう。そのためにプレイ前はできるだけ多めに水分補給をしておくのがおすすめです。
今回は女性用風俗では当たり前になりつつある性病検査について紹介しました。女性用風俗というサービスは不特定多数の方と接触をするため、最低限の性病の知識を持っておくのがおすすめです。逆に知識がない場合は、気づかぬうちに性病に感染してしまう恐れがあります。性病は一度感染してしまうと長期的に苦しめられるものもあり、放置しておくのは危険です。これから女性用風俗で仕事をされる方は、定期的な性病検査と対策をして仕事に臨んでください。
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